BMW 116i(2014)

マツダ ロードスターを4台乗り継いできたこともあり、重くなく、低重心、後輪駆動、そしてエンジンは前後車軸内にあってほしい。それでアクセルのオンオフとブレーキの当て方とステアリングを切るタイミングの微妙な調整で車をコントロールする楽しさを味わえる。

しかし現在、手頃に買えるそのような車(しかもロードバイク積載が必要)はほとんどなく、とりあえず中古を買って数年乗ろうと消去法的に選んだのがこの車だった。

ところがこの車は乗れば乗るほど素晴らしく、経年変化で細かな不具合が色々出てくるものの、毎年点検に出して大切に乗り続けようと思わせるものがある。

エンジンにBMWに求める官能性はないが、M Sportでない足回りとランフラットから交換したMICHELIN PRIMACY 205/55 R16の組み合わせは一昔前のフランス車を思い出させるソフトライドで、評判のZF製8速ATは確かにAT嫌いの私でも許せる優秀さがあり、ブレーキも効き過ぎるほど強力、そして、さすがBMW、私ごときがコーナーで遊んでも余裕で応え、呆れるほどのスタビリティで助けてくれる。

巷で評判が悪いスタイリングも私は好きだ。側面の特にサイドシルからリヤフェンダーに繋ぐ造形は上手くいっていないと思うが、全体的には(特に前期型は)プロポーションの良さが際立ち、今も時々見惚れる。

乗り換えを考える必要がない。

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